スキンケアについて

スキンケアについて

スキンケア・化粧品についてお悩みの患者様は、お気軽にご相談ください。

スキンケアについて

基礎化粧品は何を選んでいいかわからないという方には、市販の化粧品も含めてアドバイスさせていただきます。
問診では、現在ご使用の化粧品、これまでの化粧品トラブル、肌の状態、御予算などを伺います。

基本的にスキンケアはシンプルが一番です。やりすぎが逆効果なこともあります。シンプルなスキンケアというのは、大事なことだけを、ていねいに、しかし確実に行うことです。肌本来が持っている機能を取り戻す手助けをすることで、肌は自分自身で丈夫に、健康になろうとしてくれます。

化粧品を選ぶ基準は、自分が使ってみて心地いいと思うことが一番大切です。肌に合っているかいないか、肌をよく見て触れてみて、肌が欲するものを感じ取る力を養いましょう。

まずはサンプルを使っていただくことをお薦めします。(サンプルのご用意がないものもありますのでご了承ください。)

当院で取り扱う製品は、全て皮膚科学会などで皮膚科医向けに効果や安全性が広く示されており、スタッフや院長が実際に使用しているものです。
各化粧品メーカーのオフィシャルサイトをご覧いただければ、より参考になると思います。

化粧品の価格は高くても安くても、一概に良し悪しを判断できません。高額な化粧品の中には広告費などのために値段が上がってしまうものもあります。一方で化粧品は、開発のための研究費、製造の段階での品質管理、製品管理などにもコストがかかりますので、材料費は安くても高額になることがあります。そのような点からも、あまりに安すぎる化粧品はお勧めできません。
当院で取り扱いのある製品でも、在庫がないものに関しては取り寄せに数日程度かかることもありますのでご了承ください。

2回目以降の化粧品のご購入には診察は不要ですので、受付でご購入いただけます。

化粧品とは?

薬事法によると、「化粧品」とは、人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚もしくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗ったりすることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいいます。つまり、薬のような強い効果を求めず、皮膚が本来もつ力を助け、最大限に発揮させるものです。

美しく、丈夫で健康な皮膚を維持するには、毎日使用する化粧品が持つ、「洗う」「守る」「代謝改善」の3つの機能が重要です。

1)洗う

  1. メークと汚れや、余分な皮脂などを落とす
  2. 皮膚が正常に生まれ変わる(ターンオーバーを正常にする)のを手伝い、角質を健康に保つ
2)守る

  1. 水分を抱え込む作用をもつ化粧品を与え、皮膚を潤す(化粧水、乳液など)
  2. 油分を与えて水分の蒸発を防ぎ、皮膚の潤いを保つ(乳液、クリームなど)
  3. 皮膚を適度にコーティングすることで、乾燥や汗の刺激、花粉、ホコリ、食品などのアレルギー物質から皮膚を守る(クリーム、ワセリンなど)
  4. 皮膚の日焼けを防ぐ(日焼け止めも用途に合わせていくつもの種類があります)
3)代謝を良くする

  1. 皮膚が正常に生まれ変わる(ターンオーバーを正常にする)のを手伝い、角質を健康に保つ(ピーリング剤、ビタミンA誘導体など)
  2. 皮膚の日焼けを防ぐ(日焼け止め:特にUVA対策)
  3. 真皮の繊維芽細胞によるコラーゲンの産生を促す(ピーリング剤、ビタミンA誘導体など)
  1. 注1「洗う」「守る」はすべての年齢で必要ですが「代謝改善」は年齢を重ねた皮膚に必要になることが多く、子供や若い人には必ずしも必要ではないものです。
  2. 注2「守る」はいわゆる「保湿」です。保湿剤には、1~2種類で「潤す」「潤いを保つ」「コーティングする」効果を併せ持つものもありますが、朝と夜で使い分けたり、メークをするかしないかで使い分けたりすることをお薦めします。
  3. 注3皮膚の「代謝を良くする」には化粧品だけでは限界があります。食生活、運動習慣、禁煙、ストレス発散などの生活習慣が重要ですが、一部のピーリング剤、ビタミンA誘導体入り化粧品には表皮と真皮の代謝に働きかける効果があります。
    当院でも行っておりますケミカルピーリングも美容効果の高い、お薦めの施術です。

当院取り扱いのお薦め化粧品

  1. 「敏感肌」なので、刺激が少ないものを安全に使いたい方にお薦め
    (保湿剤や日焼け止めが中心となります。)
  2. 「敏感肌」だが、安全に機能性化粧品を使いたい方にお薦め
    (保湿剤や日焼け止めはもちろん、シミ予防、くすみ改善、ニキビ予防、しわ予防、湿疹予防に対して、肌質に合わせて様々な作用がある化粧品)

赤ちゃんのスキンケア

大人も子供もスキンケアの基本は同じです。「洗う」「守る」をていねいに、確実に行いましょう。

  1. 洗う

    入浴、シャワーのお湯の温度は40度以下のぬるめのお湯で。石けんを泡立てて、タオルやスポンジなどは使わず、手でやさしく洗いましょう。
  2. 守る

    生後3か月ごろから中学生になるくらいまでは肌質や季節に関係なく、年間を通じて、なんらかの保湿剤による全身のスキンケアを続けます。洗いっぱなしの無防備な状態は避けましょう。
    1. 注1「水分」「油分」「コーティング」が保湿剤の大切な要素です。保湿剤には、水分の多いローションタイプ、やや油の多いクリームタイプ、油性の軟膏タイプなどがあります。遺伝的に乾燥肌かそうでないか、アトピー性皮膚炎があるかないかによって、また、季節や、使い心地などの好みに合わせて使い分けます。
      1日2回保湿剤を使用する場合は、朝に塗りやすいローションタイプ、夜は油性のタイプなどと使い分けても良いでしょう。
    2. 注2:赤ちゃんも、お散歩に出るようになる生後半年くらいから日焼け止めを使いましょう。赤ちゃん用の日焼け止めには、敏感肌用のものが多く、安全に使えます。ただし、たくさん汗をかく夏や、水遊びをするときなどは、水で流れてしまいにくいものを使用し、日常的にはお湯だけでも落とすことができる日焼け止めを使うなどの使い分けをお薦めしています。
      当院にも、赤ちゃんでも使えるNOVの日焼け止めの取扱いがありますので、ご相談ください。
子供の皮膚の特徴
  1. 生後3か月くらいまでは、赤ちゃんにもニキビができたり、脂漏性皮膚炎という少しべたつくような皮膚の状態になります。この間は、石けんでやさしく洗って清潔にしてあげるくらいで、特別に保湿をしなくても大丈夫なことが多いです。
  2. 生後3か月から赤ちゃんの皮膚は急に乾燥しやすくなります。中学生になるくらいまではお風呂上りなどに毎日必ず保湿をしてください。スキンケアは習慣です。毎日の歯磨きと同じように、嫌がる子供も慣れてしまえるように、まずはおうちの方が塗る練習をしましょう。
  3. 最近の研究により、アトピー性皮膚炎や食物アレルギーが毎日のスキンケアで予防できるということがわかってきました。子供の皮膚をバリア機能の弱い無防備なままにしておくと、ほこり、ダニ、花粉、食べ物などのアレルギー物質が体内に入り、アレルギーを発症する可能性があります。特に、赤い、痒いなどの湿疹のある皮膚はバリアが崩壊していますので、アレルギーを予防するためにも、一刻も早くバリア機能を回復させるための治療を受けてください。

当院では、薬だけでなく、保湿剤の塗り方も実演をさせていただき、おうちの方に見ていただきます。
少ない量を、塗ったか塗ってないかわからないくらいに薄くすり込むのではなく、保湿剤の膜で赤ちゃんの肌を「守る」気持ちで、皮膚に軟膏をのせるように塗ります。塗ったあとはテカテカ光って、ティッシュが張り付くくらいです。

慣れるまでは、毎日の保湿剤は赤ちゃんも嫌がりますので難しいことです。しかし早いうちから保湿剤を塗られることに慣れてしまえば、お子さんが小学生、中学生になっても続ける事ができます
当院では、子育て中の院長やスタッフが、ていねいに、実際の塗り方や楽に塗るコツをお伝えしますので、お気軽にご相談ください。

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